「積み木を積んで – Yuka Yamane」
Stack the Blocks

ACM Gallery

March 3 - April 18, 2021

 
「積み木を積んで – Yuka Yamane」
 
会期:2021年3月3日(水)ー4月18日(日)
水-日:12:00-17:00
 
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため会期中は事前のご予約制とさせて頂きます。また、オープニングレセプション等は開催いたしません。
 
2019年に開催されたGYRE GALLERYでの展覧会では断トツ人気で即日完売になった作家です。会期中に多数のお問い合わせがあった為、急遽追加作品を送って頂きました。
 
彼女の過去の作品は、デザインマーカーや水彩絵具を使い、四角や三角を紙にゆっくりと丹念に塗り分けて描いていました。ひとつの作品が仕上がるのに一年近くかかることもありました。現在は、アート活動を専門とする福祉施設で制作していますが、作風が変わり以前の様なグリッドを描くのではなく、ランダムな筆運びの作品となり、作品に開放感が生まれました。たくさんの色を塗り重ね、鮮やかな色彩と深みのある色彩が混在し、不思議な奥行き感がある絵画空間が作品の魅力です。
 
「積み木」というタイトルの何十点もの作品から感じるものは、子供が遊ぶ積み木のイメージからはおよそかけ離れていて、大人になって色々な経験を積むことによって積み重ねられた「積み木」を想像させます。その色たちの奥深さからは、人間の喜怒哀楽が感じられます。
とはいえ作家本人の姿はいたって可愛らしいお嬢さん。
そのギャップがとても魅力的な作家なのです。
 
Affiliation: Atelier Ripe house
Born in Osaka, Japan, in 1977.
 
Yuka Yamane, who has down syndrome, has been going to a painting class to learn painting for more than 15 years. When she started, she used pens and water paint and drew quadrangles and triangles while painting in different colors slowly and neatly. Once she spent almost a year to finish a single work. She is currently engaged in her creative activity at a welfare facility which specializes in artistic activities. Now her style has changed. She doesn’t draw grids like she used to anymore but instead uses more random brush strokes, so a sense of freedom has been generated in her works. As she repeats painting with many colors, there is a mixture of bright colors and deep colors. In this way they give the interesting feeling of depth. This is the attraction of her works.
 
作品情報はTRiCERAのオンラインサイト
https://www.tricera.net/galleries/10上でも閲覧・ご購入頂けます。
 
*ACM Galleryは、引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止のため店舗の定期的な換気、消毒等を徹底して参ります。また、接客時は常時マスクを着用いたしますことをご了承くださいませ。お客様におかれましても、入店時の手の消毒、マスクの着用、記帳等へのご協力をお願い致します。
 
ACM Gallery Director: Shino Sugimoto
一般社団法人Arts and Creative Mind 代表理事 杉本志乃