ACM Galleryを応援して下さる皆様へ

 

ACM Gallery より重要なお知らせです。長文となりますが、ご一読賜れますようお願いいたします。

 

まず最初に、新型コロナウイルスによって影響を受けた全ての皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

3月26日より当ギャラリーは、新型コロナウイルス感染拡大防止における東京都の外出自粛要請を受け、営業を自粛しておりましたが、昨日発動された緊急事態宣言を受け、5月6日まで休業とさせて頂きます。今後の営業につきましては、東京都および政府の決定に基づき、随時HPやSNSを通じて最新情報をお届けいたします。皆さまにはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

 

そして、一般社団法人Arts and Creative Mind会員の皆さま並びに2020年1月にNYで開催された「Outsider Art Fair NY」への出展に、ReadyForを通してクラウドファンディング頂きました皆さま。会員さまには年一度の会報誌、クラウドファンディングへご協力頂きました皆さまへはリターンを、3月末に発送する予定でおりましたが、今回の件で内容を再考し、予定より遅れてお届けする事になりますことを、心よりお詫び申し上げます。なるべく早く皆様のお手元にお届けできるよう準備を進めておりますので、今暫くお待ち下さいますようお願い申し上げます。

 

現在は自宅で仕事をしている私たちですが、昔母から、「人生には、まさか、という坂が幾つもある。」と教えられたのを思い出します。戦争経験のない私たちは勿論のこと、今回のことは、殆どの人の人生においても、その「まさか」という時なのではないでしょうか。現在経済的に待った無しの状況の方が大勢いるのも知っています。倒産企業やホームレス、数えきれない程に増える可能性があることも知っています。しかしながら、私たちには、「今」を精一杯生きることしか出来ません。まずはご自身の命を守って下さい。ご自身を守るということは、周りにいる大切な人の命を守ることにも繋がるからです。その日の朝はとても元気で仕事場に行き、その日の夜には二度と帰ってくることは無かった父。幼い頃の経験です。万が一のことがあったら、残された者にとっての日常は一変します。今、私たち人間の想像力が問われています。ずるずると長引かせないよう、なるべく早く事態が収束するよう協力する必要があります。

 

他方、私たちの活動は、コロナ終息以降の持続可能な社会を目指す上で、益々重要になってくると思います。私たちは今回のパンデミックから学び、ポストコロナ時代の新しい社会が、自分自身が、どうあるべきかを真剣に考えなければなりません。こんな時代にこそ、文化や芸術、とりわけ、障がいのある人が生み出す自由で個性あふれる表現は、多様な人々が安心して健康的に共存する世界を実現するうえで、さまざまな問いを投げかけ、創造力を喚起し、生きる勇気を与えてくれます。

 

ACM Galleryは、今後ネット販売にも着手する予定でおります。どの様な形で発信していくのかは、現在二人で模索中です。これからも、応援してくださる皆様に明るいご報告が出来るよう、精一杯精進して参りますので、引き続きACM Galleryをご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

一般社団法人Arts and Creative Mind　杉本志乃・萩中華世

 

＊「あなたの行き先、教えます　I will tell you where to go by XL」は5月6日以降も会期を延長して開催予定です。今後変更が生じる可能性がございますので、随時HPをご確認ください。http://aacm.tokyo/news/

 

＊業務は引き続き遂行しておりますので、遠慮なくhana@aacm.tokyoまでお問い合わせください。

 

 

〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-4-11 福隆ビル１F

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萩中華世(Hanayo Haginaka)

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