深川アートパラ授賞式

2020.11.23

特別審査員として参加した深川アートパラ授賞式、感動的なセレモニーでした!!

 

杉本志乃賞はShihoさんの作品へ。作家さんとお母様にもお会いでき感無量です。

 

この作品を選ばせて頂いた理由として、大胆な色遣いとシンプルな構図から、様々な想像を掻き立てられたこと。そして、作品全体の佇まいが上品でエレガント、強く惹きつけられる作品です。さらに、ストロークが非常に力強く、迷いのなさを感じ、とても気持ちが良い。

 

こうした抽象画は、近代の芸術家たちが頭で考え、試行錯誤しながら多くの優れた作品が生み出されましたが、Shiho さんは、きっと全身で描くことを楽しみながら作品を作られたのではないかと思います。

 

今回の850点を超える公募作品を拝見して、表現するとは難しいことではなく、生きていることを喜ぶ行為であり、アートは誰しもに開かれていると言うことを、改めて感じさせられました。昨日は、厚労大臣他ご臨席のもと、プレゼンターとして林真理子さん、漫画家の弘兼先生、藤田朋子さん、幕間の演奏は谷川賢作さんと、豪華なメンバーが会を盛り上げてくださいました。

 

これもひとえに、深川という地域のたくさんのボランティアの方々、柿沢未途先生ご夫妻、実行委員会の福島先生など多くの方々のご尽力の賜物と、深く感謝申し上げます。

 

これからも、どうぞ楽しんで描き続けて頂きたい。わたしも、夢を諦めずに頑張ろうと、勇気と元気を頂きました。ありがとうございました。本日までの会期ですが、オンラインで作品を鑑賞することもできます。是非多くの皆様にご覧いただけますように。

2020/11/22