三重県松阪市「希望の園」へ

2021.4.4

希望の園ではいつも音楽が掛かっています。今日はクラッシック。
 
施設に併設されている建物を無償で貸してくれているお爺さまは88歳!
夥しい数のレコードのコレクションから皆にリクエストを聞き、そのレコードをプレイヤーで毎日かけながら創作活動をしています。折角コーヒーとケーキを出してくれたお爺さまの写真を撮るのを忘れてしまいました。
 
希望の園にはロックな作家さん達が沢山います。
施設長を温泉旅行に誘う可愛い顔した女の子の作家さん。サングラスを掛けて格好をつけ始める作家さん。
プライスレスの笑顔で私たちに話し掛けてくれる作家さん。そして、施設長は東京へ出張に来る時は、
大好きなライブに掛けてくる様にするなど、この施設は、日本一ロックでグルービーな場所なのです。
 
そしてこの分野では珍しく油絵を取り入れています。皆エプロンをして、パンツも履き替えて、
それぞれの作業着があり、生き生きしていて私まで若返ってしまいそうです。
 
普段はクールな映像作家さんの顔だって、こんな風に変えてしまう不思議なパワーに包まれた場所なのです。
 
道中に見た満開の桜と皆の笑顔を目に焼き付け、帰りがけに松坂牛を食べたがる姉を制して、大阪へと車を走らせるのでした。
 
2021/3/31