今朝は生憎の雨模様で、野外で開催されるはずの開会式は、急遽屋内に変更されました。
 
南條さんをはじめ、北九州市の北橋市長や、落合洋一さんなど、その道のプロフェッショナルの方達が、敢えて北九州という地方都市から発信されるSDGsを重要視し、その土地ならではの歴史や課題から芸術を通して大きなメッセージを届けようという壮大な試みです。
 
北九州は元々製鉄業と炭鉱で栄た街です。これらの産業が衰退していく中で、職を失った労働者達が街に弾き出され、混沌としていた時代もありました。
 
昨日は案の定朝までコースでしたが、まだまだ終わりなき作業は続きます。だけど皆の思いと協力が私たちを前へ前へとおし進めてくれるのです。
 
最後は北九州市立美術館にて何人かのお客様とのアポがあり、その後は取材、そして飛行機で東京へ戻ります。
一週間だけの滞在でしたが、私はこの街で沢山の事を学ばせて頂きました。そして北九州という街が好きになりました。
 
色々な場所に行き、色々な人に出会い、色々な物を見て感じて、それを全て今後のお仕事に、微力ながらお役に立てるよう努力をしていきます。
 
2021/4/29