Inclusionを映画で考える10日間

2021.11.1

東京都写真美術館で開催中の#Inclusionを映画で考える10日間。
 
制作総指揮細川佳代子氏と監督小栗謙一氏による20年間にわたる5作品を、11月7日まで一挙上映中です。
 
今日は、私が団体代表を務める一般社団法人Arts and Creative Mind 顧問近衞甯子様のお声がけで、小栗謙一監督と対談をさせていただきました。
 
フランスには、ESATという仕組みがあり、国が政策として障がい者の仕事を作り、個々の能力を育て、収入に繋げていく取り組みがなされていて、11万人もの障がい者が利用しています。エルメスなどのハイブランドも、障がいのある人の表現を正しく評価し、商品の意匠に採用されるなど、素晴らしい結果に結びついています。
 
元々は、ダウン症の子をもつ母親が始めた小さな運動が発展し、全国に広まったのだそうです。
 
現在の日本も、各地で小さくも魅力的な取り組みが、心ある人たちによって始められています。その小さな点が結びついて線となり、面となれば、見える世界は変わるかもしれない。改めて、そんな思いを強くした対談でした。
 
ご清聴くださった皆様、ありがとうございました。
 
2021/10/31