作品との出会いを求めて#10(KAeRU)

2019.5.24

シンクロニシティ来た!!!

この度、十勝毎日新聞社の林社長のお取り計らいで取材を受けた際に、社会部の記者さんからご紹介を受け急遽お訪ねした就労継続支援施設KAeRUで素敵な出逢いがありました。

アートディレクターを務める阿部貴之さんは、澄んだ瞳が印象的な、一目で只ならぬオーラを放つ青年でした。若干29歳の彼は東京でファッションを学びイタリアミラノの大学院などで3年間、PRADAなど本場の仕事も経験した方。自らも生きづらさを感じ地元に帰ってからは、そうした困難と向き合いながら、同じような辛さを抱える仲間と共に、この場所で新たなチャレンジをしておられます。

十勝産の皮を使ったバックなどのプロダクトはなかなかのクオリティ。ゆくゆくはファッションブランドとして発展させていきたいと、抱負を語って下さいました。今後の活躍が楽しみです!

この度の北海道も、最初から最後まで運に恵まれ充実の滞在全行程を終えることが出来ました。

感謝の気持ちをしっかりと胸に抱きしめて、明日からまたギャラリーに立ちます。

2019/5/9

杉本志乃