丸一年かけて準備を進めてきた渾身の展覧会「現代 アウトサイダーアート リアル -現代美術の先にあるもの-」@ GYRE GALLERY 。
お陰様で200名以上のご参加を頂き盛況のうちにレセプションを終えました。友人知人に加え障がいのある作家さんやそのご家族、創作活動を日々支えておられる施設の方々も遠方から駆けつけて下さり感謝の気持ちで胸がいっぱいです。

展示している作品、そして展示構成にもお褒めの言葉を数多く頂いております。是非会場に足を運んで実物をご覧くださいませね。

さて、死ぬほど嫌いなご挨拶。肝心のサポーター制度についての言及がすっぽり抜けておりました。この活動を継続させるためには、私がいくら熱い思いで走り回っても叶うほど甘くはありません。何しろ前人未到の新しい価値を、この小さな団体から発信しようというのですから。そこで、個人や企業からのサポーター制度を設けております。作品を購入することはハードルが高くても、年会費でのご協力が可能です。是非この機会に具体的なご支援のご検討をお願いします。http://aacm.tokyo/supporters/

オリパラに向け祝祭的なイベントが続く中、それ以降を視野に戦略的な活動のあり方を模索しなければなりません。彼らの存在、そして彼らが生み出すアートの力は、生きづらさを抱えた多くの人の光となる。彼らから私たちが学ぶことがいかに多いことか！障がいがあろうが無かろうが多様な活躍の場のある社会、本当に豊かで成熟した社会はみんなの力が集まればきっと実現できる。そう信じてこれからも頑張って参ります。皆様のお力添えを心よりお願い申し上げます。

 

2019/9/9

杉本志乃